友人がFACTORYの番組LIVEを当ててくれ(ほんとありがとう!)、彼女と3人で行って来ました。
東京に出てきて良かったと思う点は、音楽やらスポーツやらの公演が選び放題のところ。
逆に田舎モノの方が、地元でいけなかった分、良くいくんだろうなぁ、と。
で、寒い中待ったり、辛い音楽聴かされたりしだが、いやー、えがったえがった。。。
くるり最高っした!
16:30集合、22:30解散、というスケジュール(すごいな)。
出演はくるり、Clingon、キャプテンストライダム、ココナツ・バンク、ザ・ルーズドッグス 。
(くるりに飛ぶ)
17時30分ごろまで寒い中外で並び、18時スタジオ入り。
途中、リハーサル室なるところの壁に、「退屈貴族」の文字が!なんだか興奮(笑
18:30よりライブ開始。スタジオはライブハウス感たっぷりな照明等の作り。
番組MCは外人さんとPuffyのどっちか(どっちだ!?吉村由美か?)。
すべてのアーティストが4〜5曲程度やって、インタビューを別室取りして、という流れ。
というか、FACTORY的には「日本語詞にこだわるバンド」というラインナップだったらしいが、ちょっと音楽性・方向があまりにもばらばらだったような、、、。ちょっときつかったっす。くるりにたどり着くまで疲れた。
(自分的には、普通・悪い・良い・すごく悪い・すごく良い!、な並びでした・・・。)
まずはココナッツ・バンク。
デビューの予定が直前に解散、30年振りの再結成、だそうです、すごすぎる。(てか、web上のソースがほとんどない)
歌詞は正直年代を感じてしまいましたが、音はそんなことなくカッコよかったです。
ギターとキーボードの人が頑張ってました。
つぎはザ・ルーズドックス。
フジテレビSDM発iでも頑張っている(らしい)、男4人のGS風バンド(苦笑
狙ってやっているのか、ほんとに客に媚売ってるのか分からないが、愛想ふりまくり・歯が浮くMC(「こんなに男の子と女の子がいるなら、恋の1つもしちゃえばいいじゃん!」みたいな)。
ライブ前に集合場所でもストリートライブやってたりして、頑張ってる感はすごい好感持てたが、ほぼくるりファンの前でコレをやるのは失敗だったような、、、総引きのくるりファン。一部彼らのファンが盛り上がる。
なんだか逆に彼らが可哀想だった。
宇都宮出身、サークル仲間、ということで、「宇都宮大!?」と何だか親近感(笑
その親近感を無視しても、なかなかよかったです。
MCも面白かったし、『肉屋の娘』なんて歌での「肉屋に飯を買いに行ったけど、飯買うの忘れて一緒に売ってたギター買っちゃった(実話らしい)」なんていう歌詞も、歌詞にアンバランスなかっちょいい演奏もよかった。
くるりファンからの、CTSRのオフィシャルBBSへの書き込みをいくつかあり、唯一くるりとの共通点が見えたのかも。
キーボードメインのブルースチックな感じ。本日最大の苦痛。ボーカル引き立たせるために聞こえる演奏(伴奏)、楽曲。演奏ストップ・ボーカル一本な場面が多かったり。「はずかしい歌詞は歌えない」といいながら、ありきたりな「愛」だの「人生」だのの歌詞・フレーズ。4曲で終わってよかった。
で、やっとこさ(9時ころ)くるりですよ。あぁ、テンションあがらねぇ。。。
セットリスト・新曲
・ロックンロール
・宿はなし
・新曲
・新曲(川崎で聞いた?)
・How To Go
・新曲
・ハイウェイ
・ワンダーフォーゲル(アンコール)
新曲だらけ。さすがTV用(ってわけでもないのか?)。
だらだら書くとあれなので、以下、グッと来た点。
・番組MC(外人さん)が「新アルバム聴いたんですけど」というくだりで、アルバムのタイトル=「アンテナ」(あんてな?電波塔?)と!!
・宿はなしのイントロ。すごい完成度、鳥肌まくり。
・岸田MC「フジテレビのお風呂入ってきました」←それだけ
・クリストファー「ロックンロール、スキデスカ!ワタシモスキです!」
岸田「達身さん、ロックンロールなやつを一発」
でHow To Goイントロ。しびれた。
・ロックンロールの演奏。イントロがかっこいい。
アンコールのワンダーフォーゲルは、やっぱりすんごいことになり、暴れまくり。
ワンゲルの時だけ、ってのはなんだか「恒例行事」的にやっている感もあって、ちょっと微妙な感じがしたなぁ。(いや、跳ねて楽しかったが)
アンコール以外、最近のくるりの方向性であろう「プログレッシブ。"How To Go"や"ハイウェイ"の8ビートの横ノリ」(from Rockin'on Japan 2月号)で通したライブでした。
自分的には「オールドタイマー」「トレインロックフェスティバル」「ワンゲル」らの"縦のり"がかなり好きで、むしろこの発言を見たときに、「ちょっとがっかりだなぁ」と思ったのだけど、今回「ロックンロール」をライブで聴いて、「こりゃいいかも」と岸田繁にねじ伏せられました。
グレートシゲ〜ル!