narilog

マリノスな日々blog。日産スタジアムは、2階バクスタ〜E25 あたりからお届け。Since Nov 2, 2003.

ハマトラと2階バクスタ

20060406.jpg

 

# mixiの日記とかで思っていることがまとまった感があったので転載加筆エントリー。

# かなり長くなってしまいました、、、。

 

みなさんご存知の通り、先週のFC東京戦をもってハマトラが休刊となりました。

 

以下に転載がありますので未読の方は是非。

Doblog - FWF −フットボールは未来の兵器である− -

ハマトラについて

 

 少しでも応援を良くし、ホームスタジアムを素晴らしい空気にする目的で発行してきたハマトラ。正直なところ、ハマトラを1年強発行してきて、応援の力になったかどうか、はなはだ疑問が残ります。現在の形態でのハマトラは、今号をもって休刊します。

 

配布作業に関わっていた者(不定期でしたが、、、)ですが、休刊が決定と知らされた時には、なんというかとても残念な気持ちでした。

 

それは、僕ら2階バクスタ者にとっては、ハマトラの楽しさはもとより、その影響・役割というものが日増しに大きくなっていっていたと感じていたからです。

 

 

--

結構昔のエントリなんですが、僕がなんで2階バクスタ者なのか、ということをこんな風に書いていました。

 

 ・いまさらですが、僕はバクスタ。 (2004/09/07)

 ・バクスタからも伝えよう4箇条(そしてみんなでね) (2004/09/09)

 

narilog: いまさらですが、僕はバクスタ。

 

僕はバクスタ観戦をします。

俯瞰で眺めて、上から見て「そこしかねーだろ」な場所へ通るパス、飛び出しのタイミング、いまのファールだろ!、いまのはファールだろ!って言いたいけどファールじゃないなぁ、とか見るのが好きです。

まつだーーーー!!なおきーーー!!キターーーー!!とか叫んで立ち上がるのが好きです。

一方で、手を打ったり、歌を歌ったり、そういう雰囲気も好きだし、何より選手に声・音を届けることにも共感します。

 

僕はバクスタで観戦。それが優先のようです。

ですが、2階で見るから手を叩いたり、歌を歌ったりが出来ないわけではなく。(2階バクスタ中央よりには、大きく拍手する人も)

徐々に手を叩いていこう。歌を歌っていこう。ゲーフラもタイミングによっては揚げられよう。

 

そのスタンス、思いは1年半たった今も変りません。

ゴール裏からだけでなく、スタジアム全体で包み込むホームの雰囲気、拍手、歓声。

そんなのみれたら、ほんとゾクゾクしません?(2004CS1戦目とかが一番近づいた?

 

選手入場にタオマフ掲げ、

チャントにあわせてパンパン手拍子、

良いプレーには拍手、悪いプレーにはブーイング、

そしてゴールの瞬間には歓声を!

 

そうやって自身定着していった2階バクスタですが、昨年の後半から変化を感じています。

 

それは、観客の数が増えていることもさることながら、

手拍子をする人が増えているようなのです。

 

今年になってそれは僕の中で確信に変っています。

明らかに音量がアップしているのです!!

すげーすげーよ!ニッスタバクスタ!!

 

---

手拍子増えた理由、って

 ・観客増えた

 ・好試合が多かった

も当然ありますが、

 

でも感じるのはハマトラの力です。

 

ハマトラを配り始めた頃は、パラパラ手が上がる程度、通り過ぎればそのまま見送り、って感じだったんだけど、

去年の後半からは求める手の数が半端なく、後ろから呼び止められまくる状態。

もうハマトラ大人気!

 

ハマトラの内容は、ゴール裏を中心とした出来事や情報、サポータへの告知・協力依頼、サポソンといったものがメイン。

その内容にも関わらず、2階バクスタと言う地域で売り切れ続出なんです。

 

それはなんでかというと、2階バクスタにいる人たちもゴール裏の情報を知りたがっているんだと思います。

もっとも離れた自由席、スタンスもまったく違いながらも、そういった情報を求めてる。

 

これって、2階の多くの方も、2階という場所や観戦という点に重きを置きながらも、

「応援に参加したい!」と思っているんだと思いました。(単純すぎるか?

 

バクスタというゴール裏とは別世界と考える人が多い世界では、あのハマトラによってゴール裏との距離が近くなり(考えていることが伝わり)、応援そのものが近い存在になっていった。

そうやって、ゴール裏との距離を縮めてくれるハマトラがあることで、ゴール裏への親近感(ちょっと他に言い言葉がないですが、すいません)、しいては「一緒に応援しよう」という気持ちの醸造に繋がっていたのです。

 

nari大プッシュ(笑)のBootleg05さんのエントリ。

*Bootleg05* - ハマトラの蒔いた種。

 

 ちっぽけなことで恐縮ですが、私はハマトラを読むようになったからこそ、一人でも二階で大きな手拍子や、声を出しての応援を意識して行うようになりました。それから、また来たいと思えるきれいなスタジアムになるように、帰りは目に付いたゴミを拾い集めることとか。些細でも、行動するようになりました。本当に些細なので恥ずかしいのですけど…。ハマトラの制作に関わった方は、がっかりされているかもしれません。それでも、私が初めてスタジアムにサッカーを見に行くようになった頃には、「そうした方がいいんだろう」と心の中で思っても、行動に起こすまでには至っていなかった。今は違う。小さいけれど変化があったということを伝えられたらと思って、恥を忍んで書きました。こうして、ブログで何がしか、横浜に関わるエントリを書くこともそうです。

 

 多分、こういう小さな変化は、「その程度か」と馬鹿にされるかもと反応が怖くて、敢えて誰も口にしないのだと思うのです。でも変化は変化です。この小さな変化を大切にして、その小さな変化がいずれ積み重なって、あるいは多くの小さな変化が寄り集まって、いつか大きな変化に「見える」のです。

# 上記は抜粋ですので、可能であれば全文を読んで頂きたいです。

# 上記エントリを見て、このエントリを書こうと思ったと言うのがあります。。。

 

Bootleg05さんのような方が2階バクスタに溢れると、とてもすてきな空間・未来が待っていそうです。

あー、妄想でおなかいっぱい。。。

 

Doblog - FWF −フットボールは未来の兵器である− -

 

 応援の歌詞は何て歌っているのか、ゴール裏にはどんな人やグループがいるのか。ゲーフラってどういう風に作るのか。今まで皆さんが遠くに感じていたかもしれないゴール裏と、応援というもの。それは身近に感じられたでしょうか?

 

 だけど、ゲーフラは増えないし、頑張って応援しているエリアは多少は変化したとはいえ一定のブロックから広がらない。「あっちはあっち」という印象が変わらなかったのだとしたら残念なことですし、ハマトラが現状を改革するというスタイルを強調できなかったことも失敗でした。

 

ハマトラは2階バクスタの拍手ボリュームアップに貢献したと感じています。

 

---

去年くらい、

 

「ゴール裏中心部からもっとも離れた自由席であるバクスタの拍手音量が上がっても意味ねーのかなやっぱ。」

 

とか思っていた時期もあったのですが、

昨年のナビスコ雨のガンバ戦では、バクスタ発のコールもあったし、雨の中でもガンガン聞こえてました。

(皮肉にも自分はそのとき稀に見る?ゴール裏)

 

さて、ハマトラは休刊となりました。

 

2階バクスタはどうするべきか。

まずはハマトラが教えてくれたチームを応援する気持ち、それを持ち続けて、2階から手拍子・拍手の雨あられを降り注ぎ、少しでもチームを後押ししたいな、と思っています。

 

終わり

 

 

---

【余談】

以下、話ずれます。

Tricolor Dandy

 

いや、本当に観戦が目的で勝敗気にしない、ってんならそれはもう仕方ないと思うのですよ。

でもさ、試合終盤に盛り上がる展開(ex.昨年のセレッソ戦とか)になると結構な手拍子が聞こえるようになるという事は、マリノス応援してるって事でしょ。

しかも手拍子に抵抗があるわけでも無いと。

 

じゃあなんで最初からしないんだろうか?と不思議でならない。

 

終盤とかになると手拍子増える、というのは自分はわからなくないです。

まず試合を見る、細部を見ることを優先すると、目の前のプレーに集中してしまい、同時に手拍子するのは難しかったりします。(楽器弾きながら歌うのが最初難しいのと一緒。違うか?

終盤になれば当然スタジアム全体の盛り上がりに自分も乗せられ手拍子する、というのは自然でしょう。

 

なので、まずは気づいた時に手拍子で十分。

・攻勢だ!→あ、手拍子!

・守勢だ!→あ、手拍子!

・ここが勝負どころだ!→あ、手拍子!

から是非。

© narilog