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マリノスな日々blog。日産スタジアムは、2階バクスタ〜E25 あたりからお届け。Since Nov 2, 2003.

映画「ラストサムライ」

「ラストサムライ」の先々行上映を見てきました。

映画館は、平和島シネサンシャイン

施設的にはいわゆるシネコンでとてもすばらしいのだけども、場所柄とても寂れている映画館としても地元では有名。

が、21時ごろの様子↓

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やや混み(笑

3連休の中日だけども、それって関係あるのだろうか。。。

今日は、「バッドボーイズ2バッド」も先行だったようで、そちらも結構入ってました。

以下、ネタばれ。

前評判は意外に高かったようですが、なんだかとてもハリウッド映画、というか外人向けの映画でした。

「侍」や「武士道」といったものを、とても神秘的なもの、人知を超えたもの、として、それだけで物語を進んでいく感じ。

物語的には、時代は明治初期、軍隊の近代化を目指す日本政府にやとわれた主人公(トムクルーズ)が、近代化に抵抗する侍(渡辺謙真田広之)などに捕らえられ、武士道に共感して仲間になり、逆に日本政府との対決に臨む、っていう感じで。西南戦争的な感じなのでしょうか(公式サイトに西南戦争への歴史が語られているところなどから鑑みるに)。

で、全体的に、「武士道」だから、「侍魂」だから、で、なんでも不条理なものを片付けていく節があり、「それはどういうこと!?」とわけ分からず進んで。

・物語の終盤、夫を主人公に殺された妻(小雪)が、自分を守る側にまわって出陣する主人公にキスする

・近代日本政府とそれに反発する侍達との決戦中、まわりはバタバタ死んでいくが、主人公はピンピンしている(ように見える)、自害もなし

なんていう、特に前者は「侍魂」はどこにいったんだ!?って感じで、ハリウッド映画用の演出が垣間見えて、「うぇー」、っていう感じで。

合戦のシーンはとても迫力があって、すごいなぁと思ったのですが、見終えてからもあちこちの不条理さに、なんだか良く分からない映画でした。

と、いう感じでちゃんと説明できないのですが(笑)、以下の方がそれを代弁してくれています。

ラスト サムライ

2003/11/13 丸の内ピカデリー

明治初期の日本で士族の反乱に加わったアメリカ軍人の物語。

この話で描きたかったものがよくわからないなぁ。by K. Hattori

そうそうこんな感じ!

というわけで、渡辺謙はとてもかっこ良かったのだけども、うーん普通な映画でした。

個人的評価点: 3.8点/5.0点

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